山内五百子さん 

日本保育協会女性部部長として大活躍している京都の山内五百子(いほこ)さん。前常務杉上氏、私、高橋氏とともに「戮力協心」(りくりょくきょうしん)の間柄である。女性の時代が来たと言って久しいが、実際にはなかなかそうならないのは、この保育の世界も変わらない。しかし、間違いなく、ここに、その穴を開けたのは他ならない山内先生だ。保育三団体の中でも、国の仕事(子ども子育て委員)を女性から出せる団体は一つもなかった。それを果敢に進み、新制度後の難しい時代に発言力を増してこられた方である。俗にいう、歴史に名を残すというのは山内先生のコトなのだ。

※「戮力協心」(りくりょくきょうしん/力を合わせて一致協力して物事に取り組むこと。「戮」と「協」はどちらも合わせるという意味。)