☆2022.12.15配信 

柿沼平太郎さん(埼玉県) 

 

私は最近、柿沼(呼び捨てご容赦ねがいます)のことを親しみを込めて「柿沼大明神」と呼んでいる。

私は、園作りは基本的に地域づくり、もしくは街づくりの一環を成すものだと常々思ってきた。そのことを、今世代随一、体現しているのが柿沼大明神なのだ。彼は若くして未来が見える珍しい一人である。

そして、人間として高みを目指しながらも、謙虚な気持ちを忘れない。志高腰低(しこうようてい)だ。国の委員もたくさんしているのに飄々としている。そう、彼はいつもフランクだし、そして水平に物事を見ている。

それが、自身の事業を展開させている要因ではないか。フランクで水平に見れるかというと私には到底できない。

 

柿沼大明神のお話を聴いて思った。

彼は千古不抜(せんこふばつ)で〝ぶれない男〟なのだ。そして能動的に時流をつかんでいく。

そんな彼だからこそ、日本の保育界を間違えない方向に進めてもらいたい。

私は彼に真の福祉と乳幼児教育の邁進とともに、保育界のファシリテーターとして大きな活躍を期待するものである。

当分、一緒に頑張ろうな。

 

※〝千古不抜(せんこふばつ)〟

基礎がしっかりとしていて変わらない」という意味の言葉。時代の流行り廃りに影響されず、常に変わらない正しい考え方(基礎)を持っていること。変わらない考え(基礎)とは、原理のようなもので、時代の流れに左右されない不変のものを意味します。