☆2022.12.20配信 

加藤篤彦さん (東京都)  

 

保育standbyyou 2022クリスマスのビックプレゼント。

幼稚園を代表して内閣府 子ども・子育て会議委員をされている加藤篤彦先生の登場である。加藤先生は、学校法人武蔵野東学園、武蔵野東第一幼稚園(3歳児を保育)同第二幼稚園(4歳児・5歳児を保育)の園長である。武蔵野東学園は、皆さんご存じのように、その他、武蔵野東小学校、同中学校、武蔵野東技能高等専修学校、全5つの学校と、現在姉妹校扱いになっているBOSTON HIGASHI SCHOOLも創設している。自閉症を受け入れての混合教育は特に有名である。

一方、加藤先生は、私が知っている限りでも公益社団法人 全国幼児教育研究協会 理事、公益財団法人 全日本私立幼稚園教育研究機構 理事、全日本私立幼稚園連合会 研究研修委員会 委員長、公益社団法人 東京都私立幼稚園教育研修会 理事長、東京都私立幼稚園連合会 副会長(常任理事)など多くの要職を成されている。

 

こんな凄い人と、今、国の委員をご一緒しているのだが、最初にお話を聴いて、そのまますぐ、友達になろう!と話しかけた。何が凄かったというと、ともかくも発言が真っすぐで誠実なのだ。例えば、投手とすれば150㎞後半の重い球が地を這って浮き上がってキャッチャーミットに収まる。それも間違いなくど真ん中というやつだ。幼稚園業界の先生が加藤先生のファンだらけというのがよくわかる。

彼の園長としての言葉はこうだ。

「私たちは一人ひとりの気持ちをしっかりと受けとめながら、子どもの幸せを願う親の心に添って、いつまでも皆の心に輝く保育をしてまいります。」なかなか心に輝く保育とは書けない。今回のお話の中でも、「子どもが生きて行くことを自分ごとにする」「子どもたちの未来が明るいと伝えていきたいし、そこに寄与したい」とおっしゃっている。真理だ。

 

そして、今後のあらゆる会議は総力戦なのだと加藤先生が言ってくれている。あらゆるジャンルの人が手を携えて子どものために少しでも良い社会を構築する、そんな時代を迎えている今こそが正念場だと、私も思うのである。

 

私と加藤大先生は、今、会ったばかりだ。(私は加藤大先生と呼んでいる)

同級生なのに今、会った。私は人と逢える時期があって、若年の時に逢うべき意味の人もあれば、今逢う人にも逢うべき意味があると信じている。二人の関係性がどうシンクロし、次の時代にどう繋いでいくのか。我々の大きな役割だと思う。

先生の魅力は、真の意味での「開雲見日」(かいうんけんじつ)のアイテムを、ご自身が持ち合わせているということだ。次代の為に、加藤大先生を見習い、更にギアチェンジをしていこうと思う坂﨑である。今後とも是非ともよろしくお願いしたい。

 

※「開雲見日」(かいうんけんじつ)

 心配ごとがなくなって、将来に希望がもてるようになること。

「開雲」は日の光を遮る暗く厚い雲が晴れるということで、心配ごとがなくなることのたとえ。