「濱名 浩」という男を、是非とも全国の方々に紹介したい。 

とても、とても熱い男である。

話をしていて、こんなナイスガイが世の中にいるのかと思うほど話に説得力があり、そして魂がこもっている。

私にとって唯一の残念は、この素晴らしい男をずっと前から知っていたのに、つい最近お会いしたことだ。

もっと前から「口角泡を飛ばして議論すべきだった」と後悔をしているが、これから会えなかった時を詰めていきたいと考えている。

さてさて、彼は兵庫県私立幼稚園協会の理事長を長く勤めたのち、勇退され、現在、全日本私立幼稚園連合会の認定こども園委員会の委員長をされている。

あくまでも個人としての意見だが、教育と福祉の融合の姿を私は認定こども園だと考えている。そうであれば、例えば学校法人からの幼保連携型の認定こども園も、社会福祉法人からの幼保連携型の認定こども園も、もっとお互いが学び合い切磋琢磨することは当然だと考えるのである。

幼稚園の歴史が150年の今、令和5年の出生数は75万人となった。

沢山の意味で未曽有な危機的状況にあるのは確かだ。それをひとつひとつ紐解きながら乳幼児教育の環境を前進させるのは、彼のような【大所高所】な人物でしかない。彼と、今と未来を語り合いながら本当の意味での「こどもまんなか」を一緒に進めていきたいものだ。

ps:彼のこの熱き心は大学時代の「熊本」が影響しているのではないか。それが、その後の神戸大学付属幼稚園や小田豊先生に繋がっているのだとろう推察する坂﨑である。

 

【大所高所】たいしょ-こうしょ

個々の細部にとらわれない大きな観点のこと。偏見や私情を捨てた広い視野をいう。「大所」は大きな立場。